カテゴリー別アーカイブ: 反原発

たんぽぽ舎通信 – №1048 –


たんぽぽ舎です。【TMM:No1048】
転送歓迎です 

◆ 地震と原発事故情報 その33 ◆

6つの情報をお知らせします。

1.屋内退避圏「現行10ミリを20ミリへ改悪」
―広がる放射能汚染、遅すぎる政府の対応―
2.日本で公表されない気象庁の放射性物質拡散予測
3.「今できること:お勧めのサイト」
4.半日でわかる4/17原発の基本講座
5.サクラ観察で汚染を調査する
6.東電前アクション

■1.屋内退避圏「現行10ミリを20ミリへ改悪」
―広がる放射能汚染、遅すぎる政府の対応―

今回の原発震災に関して、国は

11日(20:50)、1号機2Km避難指示
(21:23)、3Km屋内退避
12日(05:44)、10Km避難指示
(18:25)、20Km避難指示
15日(11:00)、20~30Km屋内退避指示を行なってきた。

しかし未曾有の原発災害と、高濃度放射性廃液回収のめどもたっていない中で、屋内退避圏の累積放射線量は10mSvを超えた。
本日(4月7日)朝NHKテレビ、毎日新聞等によれば、現在年間10mSvに設定している20~30Kmの屋内退避圏の年間上限ヒバク線量を、ICRP勧告に基づく、非常時20~100mSv/年に引き上げると言う。この20mSvは、「深刻な障害は出ないが、なるべくヒバクを『抑制するべき』レベル」だという。また、30Km圏外でも、10日間で10mSvという高い数値もでていること、10~20Km屋内避難圏では、生活への支障が大きいので、今後避難勧告を考えていくという。
こうした中で、屋内待避圏については、・途中で、「外に出てもよい」・出来たら「自主避難を」といった、極めて曖昧な指示がつづいている。南相馬市では、新たに避難所も設営されているという。
こうした、後手後手の中途半端な対応は全て、東電・国の、事故勃発直後からの大きな判断ミスが招いた「第2の人災」ではないか。今回の事故では、発生直後から非常用電源全停止というかつてない非常事態を迎えていた。発生以来、1ケ月を迎えようとする今にいたるまで、いまだに人々を屋内待避圏に閉じこめざるを得ず、いたずらにヒバクさせたその責任を、東電・国はどう取るのか。厳しく追及されるべきである。

■2.日本で公表されない気象庁の放射性物質拡散予測

ドイツ気象局による福島第一原発から出た放射性物質の拡散分布予測(日本時間4月5日午後9時を想定)。原発からの放出量は不明とした上で、色が濃いほど、濃度が濃い傾向にあるとしている(ドイツ気象局のホームページより) 東京電力福島第一原子力発電所の事故で、気象庁が同原発から出た放射性物質の拡散予測を連日行っているにもかかわらず、政府が公開していないことが4日、明らかになった。
ドイツやノルウェーなど欧州の一部の国の気象機関は日本の気象庁などの観測データに基づいて独自に予測し、放射性物質が拡散する様子を連日、天気予報サイトで公開している。日本政府が公開しないことについて内外の専門家からは批判が上がっており、政府の原発事故に関する情報開示の在り方が改めて問われている。
気象庁の予測は、国際原子力機関(IAEA)の要請に基づくもの。国境を越える放射性物質汚染が心配されるときに、各国の気象機関が協力して拡散予測を行う。(2011.4.4 読売新聞の要旨)

■3.「今できること:お勧めのサイト」

最近たんぽぽ舎に顔を出し始めたSです。震災後の原発事故がきっかけで、「子供を産ませろ東京!企画」をたんぽぽ舎に持ち込みました。在住する東京で今後安心して子供を産めるのかとても不安です、私のような女性は少なくないのです。不安を持ち続けなくていい候補者を選びたいという思いから、原子力政策を問い、代替エネルギー開発に予算をあててくれるかを候補者に問いウェブ公開するつもりでした。選挙法などの理由から個人で動いていましたが、やりたかったことをやってくれているサイトがあったので紹介します。ぜひ選挙に行って投票の参考にしてください。
「候補者のエネルギー政策をしりたい有権者の会」
http://energy-policy.net/ 賛同者一覧ごらんください、すごいです。
国際環境保護NGOグリーンピースでは以下の企画をやっています。
「電気をえらぶ選挙でえらぶ」
http://www.greenpeace.org/japan/ja/campaign/citizen/election/

■4.半日でわかる 原発の基本講座
4月17日(日)午後へのおさそい

・原子力問題の本質は放射能(死の灰)です。放射能汚染です。
人類は(あらゆる生物・動植物は)、原発=原爆(核)と共存できない。
福島原発事故は、あらためてこのことを多くの人々に示しました。(思い出させた。)
・忙しい人たちのために、半日で「原発と放射能汚染と今後の方向」を考える学習会を設定しました。ご参加下さい。

日 時:4月17日(日)午後13:00~17:30(開場12:30)
会 場:東京学院4階 JR水道橋駅西口下車・2分 TEL 03-3261-0017
・「源八おじさんとタマ」上映 10分 (中村とおる作)
内 容(仮):イ.福島原発事故―どうなっているか(現状)、今後は(見通し) 山崎久隆さん
ロ.放射能の種類と人体への影響  原田裕史さん
ハ.原発なしで電気は大丈夫(交渉中)
ニ.今後の方向  天野恵一さん、柳田真さん、園良太さん
ホ.質疑・討論  参加者全員
定員・先着:120名。参加費1,000円 資料を用意します。
共 催:たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
反安保実行委員会  TEL・FAX 03-3254-5460

■5.サクラ観察で汚染を調査する・市民参加

―8回目のサクラ調査―

日 時:4月8日(金)13:00~16:00
集 合:文京区内・東大小石川植物園の正門
※4月9日(土)も予定しておりましたが、中止とさせて頂きます。

★13:00~13:20に植物園の正門前に、たんぽぽ舎の黄色の旗を立てます。

主 催:サクラ調査ネットワーク
たんぽぽ舎内 TEL 03-3238-9035

■6.東電前アクション(園良太さんら若者と、たんぽぽ舎共催)
4月8日(金)17:00集合18:00~東電前(回答受取日)
4月9日(土)14:00東電前~
15日(金)18:00~20:00東電前
23日(土)14:00東電前~16:00(13:00~JR新橋駅SL前で宣伝活動)
28日(木)18:00~20:00東電前

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全て人災だ!福島第一原発大惨事!


以下に掲載する文章は去る4月3日に行われた「4/3東電・保安院へ抗議行動」で「たんぽぽ舎」のアピールとして配布されたものです。
ブログ主は必ずしも工学的見地からの事故要因などについては意見を一にするわけではありませんが、この呼びかけに応じて「4/3東電・保安院へ抗議行動」へ参加してきました。

全て人災だ!福島第一原発大惨事!
食品も水も土地も放射能汚染された。原発をやめよう

1 すべて人災-東京電力福島第一原発の事故の本質

 今回の地震・津波と原発大惨事で東電や政府は「想定外」を強調して自らの責任を小さくしよう、軽くしようと色々と策謀している。しかし地震は天災だが、原発事故=大惨事は人災である。地震大国で危険な原発への反対・批判を切り捨てて、強引に原発推進を図ってきた電力業界(東電ほか)と政府との合作の人災である。証拠を2つ示そう。
 1つ目は、福島第一原発6機は危機に陥っているが、同じ津波を受けた福島第二原発(4機)は一応無地(冷温停止中)である。なぜか? 2つ目は、おなじ津波を受けた東北電力女川原発(3機)は一応無事(自動停止)だった。なぜか?
 同じ津波で他の2つと異なり、福島第一原発(6機)のみが大惨事を起こした理由は、全電源喪失のためだ。非常用ディーゼル発電機を13機も備えながら、それが全滅したからだ。全滅の理由は津波らしい。もっと高い処にディーゼル発電機を置けば電源が確保できて今回の大惨事は防げた。過去の東電交渉とで私たちはは何度も大地震・津波の時、東電の対応では危ういと指摘してきた。残念ながらとうでんは心ある市民の声を聞かなかった。それが今回の人災を生んだ。「想定外」主張はウソ。言い訳であり、後付け理由だ。東電の津波対策はたった5m。115年前の1896年(明治29年)の三陸沖地震では、津波は38mだったのに。

2 二重の人災(後手後手の対策、資産保全を優先)

 1つ目は、今回の福島原発事故は二重の人災である。理由は原発反対派の主張=地震大国日本で原発の適地はない。原発震災の恐れが大きい。元神戸大学教授、石橋克彦氏の14年前の指摘をずっと無視してきた結果の人災であること。
 2つ目は、原発事故の初期対応を誤ったこと。米国が初期に原発防災対策援助の申し出をしたのに、政府・東電が断った理由は、事故の歴史の長い経験をした米国の対策が廃炉を前提としたものゆえだからという。つまり東電(と政府)は、何千億円もする東電原発の廃炉を嫌がって資産保全をを優先して米国の申し出を断ったのだ。初期にやっていれば、放射能大汚染時代を招かずに済んだ可能性があったのに、とても残念である。

3 テレビ・新聞は原発推進派の学者・評論家のオンパレード

 テレビ・新聞に出てくる人の解説にはウンザリする。推進派の御用学者ばかり。原発反対派の学者や運動家は呼ばないという暗黙のルール・報道統制がある(たんぽぽ舎に加わっている学者・文化人は10名近くいるが、誰ひとり声が掛からない。)
 原発推進派学者の評論家の発言には3つの特徴がある。1つ目は、自分に都合の悪い事は言わない=隠す。2つ目は、意識的に事故を過小評価する。3つ目は、ウソを言う。
 放射能発表でもデタラメを言う。今回の事故の為に「余分な人工放射能を日本中の人々が浴びせられる」ということが問題の本質であって、「CTスキャンと比べて軽い云々」の言い方はモノゴトの本質を誤魔化す言い方だ。

4 今後の見通し

①うまく6機が無地になることを願う。予測を超える事態が続く。最悪の危機は終息していない。
②食品汚染・水汚染の時代に。長く続く(辛いが)。
③電力会社・政府の責任逃れ工作、ウソ説明、計画停電(夏が危ない)の脅しなど、策謀が続く。

5 たんぽぽ舎の方針・要求(被災者救援を第一の前提とした上で)

①市民の立場からの情報発言 1日回~2回地震と原発事故情報をEメール発信する(現在23号)。
②市民の立場からの学習会・講演会の開催(地震に関しては既に7回開催。すべて満員)。
③地震・余震が心配。今稼働中の27原発を停止し、総点検せよ。
④管政権は、今年の原子力予算4,329億円をやめて災害対策支援にまわせ。
⑤もう原発はやめよう。放射能(死の灰)を出すエネルギー(電気)はいらない。火力発電は50も休止中。
⑥反原発自治体議員連盟(準)を作った。4月選挙では反原発候補を支援。
⑦あなたの知恵と意見をよろしく。共に大きな「原発やめよう運動」を作ろう!

                             (2011.3.26深夜、柳田真/たんぽぽ舎)

4月3日(日)東電と経産省へ抗議に行こう 1/2

4月3日(日)東電と経産省へ抗議に行こう 2/2

たんぽぽ舎通信 – №1046 –


たんぽぽ舎です。【TMM:No1046】
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◆ 地震と原発事故情報 その31 ◆

6つの情報をお知らせします。

1 「津波想定甘かった」 耐震指針関与 入倉氏が謝罪
2 子供たちを放射能から守れ!入学式、始業式の強要に反対の声
3 そんなに『安全」というなら、テレビに出るのでなく、
原発ムラの科学者たちは福島現地へ行け!
4 ドイツ放射線防護協会が重要な提言
5 東電前行動について報道した各社の一覧
6 明石昇二郎さん学習会で活発な質疑

★1 津波想定甘かった・多重防護に弱点。
原発耐震委員長 入倉氏が謝罪
想像以上の大地震が来たことは理由にならない。東日本大震災による大津波で、深刻な事故を引き起こした福島第一原発。
その安全性のもとになる国の「耐震設計審査指針」改訂作業の中心となった国の原子力安全耐震設計特別委員長の入倉孝次郎・京都大名誉教授(70)が本紙の取材に応じ、「今回のような津波の予測ができなかった。
申し訳なく思っている」と謝罪した。震源近くで福島第一だけ事故が発生したことにも言及。「多重防護システムに弱点があった」と認めた。
―どこに問題があったのか。
「震源域には四つの原発があり、東北電力女川原発が一番近い。四つとも原子炉は止まり、基本的には揺れに対しては大丈夫だったが、その後で津波が来た。女川や福島第二はそれに耐えたが、福島第一は多重防護システムに弱点があった」
「想定以上のことが起こっても安全なように設計されていないといけない。科学の力が及ばないということは絶対に言ってはいけない。それが原発の『設計思想』のはずだ。」
「何があっても多重防護で大丈夫って言ってきたのが、うそだった。人災だと思う。」
―今海の事故から学ぶべき教訓は。
「自然の怖さを知って原発を設計することです。自然のせいにしてはいけない。自然では人知を超えたものが起こりうるんです。」
(東京新聞4月5日の要約)

★2  子供たちを放射能から守れ!入学式、始業式の強要に反対の声
-佐藤市議。

イ   毎日新聞等によると、大きな被害を受けた岩手、宮崎両県沿岸部の27市町村のうち、宮城県南三陸町を除く26市町村が4月中に全小中学校を再開する見通し。また、福島県では、福島市、いわき市、会津若松市等は予定通り6日に小中学校の入学式を行う。
一方、文部科学省は4日、福島第1原発から北西30キロの福島県浪江町国道399号沿いの累積放射能が先月23日から今月3日までで10.34ミリSvに達し、屋内退避の目安となる10ミリSvを超えたと発表した。これは人工ヒバク年間限度1ミリSvの10倍を上回った。そのほか、30キロの飯舘村で6.11ミリSv,北西30キロの浪江町の別の地点で4.664ミリSvとなった。原発から20~60キロ離れた34ヶ所の屋外では4日の1時間当たり大気中放射線量が0.0002~0.057ミリSvだった。
ロ こうした中、震災以来初めて上京した、いわき市議会議員・脱原発福島ネットワーク世話人によると(3日、総評会館講演会)いわき市と小名浜市の中間地点にある同市の自宅居間では、毎時0.3~0.6マイクロSvが測定されているという。これは、数ヶ月で、年間許容の1ミリSvを超える数字だ。
こうしたさなか、国は同市の小中学校の「予定通り」の入学・始業式を国は強要してきた。心配した保護者の要請を受け、佐藤氏らは県教育委員長に、「入学式の延長、さもなくば線量測定器の各校舎への設置」を求めた。返答は、「入学・始業は予定通り。測定機は『検討』する」であった。しかも、「子供たちが屋外で過ごす時間を持つか否かは、各学校長の『裁量』にまかせる」という無責任ぶりだとのこと。
ハ  国は子供たちの健康を本気で守る気はあるのか。強いヒバクとストレスを抱えた現地の住人の怒りは、「これまで電力3法で交付された4兆の原子力予算は、毒まんじゅう以外の何者でもなかった」
「推進派の現知事もさすがに拒否した7.8号炉の増設を口にした東電は、『普通ではない企業』」、と怒りをあらわにしているという。

★3 そんなに『安全」というなら、テレビに出るのでなく、原発ムラの科学者たちは福島現地へ行け!

・自分たちでさんざん安全だと言って(安全神話)作っておいて、いざ壊れたら「今度はそれでもたいしたことないから大丈夫です」っていうのは、いったいどういう神経なのか。御託はもういいからあの「化け物」を止めて来てくれ。
・東電から東大に5億円の寄付(買収費)
・立ち入り検査もなれあい。
・原発事故でムラは崩壊寸前
・原発推進御用学者はテレビの前で「安全」「健康に影響がない」なら、まず自らが今すぐ福島現地に行くべきだろう。それが、科学者としてのもらるではないか。
(週刊現代4月16日号の1つの文の要約)

★4 ドイツ放射線防護協会が重要な提言
非常に重要な提言が、ドイツ放射線防護協会より出されている。日本語訳は次のURL
http://icbuw-hiroshima.org/wp-content/uploads/2011/04/322838a309529f3382702b3a6c5441a31.pdf
ICBUWの嘉指さんからの情報である。以下メールの文章より。

ドイツ放射線防護協会が発表した「日本における放射線リスク最小化のための提言」(3月20日)。
「本提言の厳しい内容と比べると、日本政府によって出されて来ている様々な指針・見解は、いかに放射線リスクを過小評価したものかが際立ちます。放射線リスクの見直しの一助となることを心より願います。」
(訳者付記より)
提言全文(日本語訳)PDF は、http://icbuw-hiroshima.org/
ご参考までに。
嘉指信雄、NO DUヒロシマ・プロジェクト

★5 東電前行動について報道した各社の一覧
日本テレビ、ニューヨークタイムズ、CNN(米)、AFP通信、アルジャジーラ、スペイン、メキシコ他

日本の報道量が少なければ世界の力で。東電前抗議はとにかく海外メディアがたくさん来て報道してくれています。みんなで集まって意思表示するのは世界中の当然で、民主主義の基本だからだと思います。
そしてついに3日は日本テレビでも報道されました。これからも多くの人数と抗議の意思を世界中へ伝えていきましょう!
○取材を希望されるマスコミ・独立系メディア関係者の方は、また他にも報道をご存知の方は、
「東電前アクション」:toudenmae.action@gmail.com
園良太:walking0624@gmail.comにご連絡ください。
次回4月8日18時からの東電前抗議行動は
http://d.hatena.ne.jp/Ryota1981/20110403
次回以降の予定(4/9、4/15、4/23、4/28)のお知らせは
「東電前アクションhttp://toudenmaeaction.blogspot.com/
をぜひ見て下さい!

4月3日東電前のマスコミ報道
1:<日テレNEWS24>
原発はいらない…東電本店前などで抗議デモ < 2011年4月3日 19:40 >
http://www.news24.jp/articles/2011/04/03/07180051.html

2:New York Times
http://www.nytimes.com/2011/04/04/world/asia/04japan.html?_r=1&smid=tw-nytimes&seid=auto
以下、友人の超訳です↓↓
東京の中心部である内幸町にある東京電力本社で、抗議活動が頻繁に行われている。日曜日の今日、東京電力本社前に数百人の原発に反対する人たちが集まった。そして、それから、原子力保安院に抗議するため、霞ヶ関まで歩いた。
抗議する人たちは、「東京電力は、原発をやめろ」「犠牲者へ補償しろ」など、いろいろなスローガンを叫んだ。また、東京電力と政府に、この危機に対する謝罪を求めるひとたちもいた。幾人かの人たちは、「原子力が無くても、私たちは電力を持てる」と書いたプラカードを持っていた。
「日本人は、いつも抗議しない。しかし、今回私たちは、私たちが変革を求めることができるということを、見せなければならない。」と、妻と息子と一緒に参加していたタケシ・マサノブさん(40)は語った。東京電力の定例会見を見たあと当局の信頼性に疑問を持ち始めたと、タケシさんは語った。
3月12日から抗議活動をしている柳田真さん(70)は、「最初の抗議行動は、たった10人ほどだった。今日日曜は、10回目の抗議行動で、300人以上の人たちが集まった。」と語った。「原発を止めるまで、抗議し続ける」と、柳田さんは語った。

3:Radio Free Europ Radio Liberty
http://www.rferl.org/content/japan_fukushima_radiation/3545128.html

4:CNN(アメリカ)
http://www.cnn.com/2011/WORLD/asiapcf/04/03/japan.nuclear.tepco/index.html?iref=allsearch

5:DairyMotion (AFP通信より)
http://www.dailymotion.com/video/xhybtv_tokio-manifestacion-antinuclear-frente-a-la-sede-de-tepco_news

6:El Siglo de Torreon(メキシコで一番重要な新聞らしい)
http://www.elsiglodetorreon.com.mx/noticia/614046.html
デモに関する記述はこれだけです。あとは、福島原発の現状を伝えています。
7:No nukes, More hearts のプラカードを掲げて、福島原子力管理者である東京電力の前で行われたデモ、(東京)
ヤフー速報(スペイン語)
http://es.noticias.yahoo.com/12/20110404/foto/pts-tokio-manifestacion-ant-1-d0aa830e4cf7.html

8:中東各国が幅広く見る「アルジャジ―ラ」

マスコミ情報  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

○4月3日(日)の東電・経産省前抗議を〈日テレNEWS24〉が取り上げ、山手線車内でも放送されました。http://bit.ly/eFaTDN
またNYタイムズhttp://nyti.ms/iaOMoq にも掲載されました。
その他多数で報道されてきました!

★6 明石昇二郎さん学習会で活発な質疑
連続学集会その 4月4日開催

○ 4月4日(月)の明石昇二郎さんの話をきく学集会(第9回)はたんぽぽ舎を超満員にして開かれました。イスが不足して20人余の人が立ったまま(ごめんなさい)の2時間あまりでした。
○ 配られた資料は四つです。1・2は明石さん、3・4はたんぽぽ舎から
1 明石さん 週刊プレイボーイ誌にのせた文章 上下2回
2 明石さん 3月15日に何があったか-今後の被曝予防のための実験的検証
3 反原発の今後の日程の行事の紹介
4 テレビ・新聞社のTel・Fax一覧-市民の声を届けよう。
○明石さんは30分程、レジュメにそって話しました。
・福島原発・政府がひた隠す深刻な事態と放射能のこれから
・  福島原発津波対策はこうして抹殺された
○参加者からは活発に質問や意見が出ました。
Q ガイガーカウンターの活用法は?
A 今使用されているのはすぐに線が振り切れてしまい計れない。もっと高い放射能が計れるものが必要。
Q 今後のシュミレーションは?
A シュミレーションは東電が出す責任がある。米軍専門部隊が横田基地に到着したことを考えるとかなりの時間がかかる見通し。
Q 新学期が始まる。都教委は「全く安全」としているが、外での運動など親はとても不安。PTAなどに働きかけて学校に放射能の状況などに注目してもらいたいが。
A どうしたらとは言えないが、福島県なども親がとても不安しているので放射線量を測ると言っている。どのような数字かと聞くのも一つの方法。「安全だ」と言うなら、そのデータを示してほしい。

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米新論文:「意図しない再臨界」が起こっているのか。Is Unintended Recricality Ocurring?


米新論文:「意図しない再臨界」が起こっているのか。Is Unintended Recricality Ocurring?

(★翻訳の修正も終わりました。転載していただいて大丈夫です)
(★ダルノキ―ベレス論文を訳していただける方が見つかりました。もうすぐ発表します) 

アジア太平洋ジャーナル:ジャパンフォーカスに昨日(3月31日)発表された、モントレー国際問題研究所不拡散研究センターの研究員、フェレンス・ダルノキ―ベレスによる論文の解説文(解説はIEERエネルギー環境研究所所長アージャン・マキジャーニによる)を翻訳し、配布します。この論文は『ネイチャー』誌ウェブサイトにさっそく取りあげられアジア太平洋ジャーナル(APJ)のウェブサイトにも今アクセスが集中しています。このピース・フィロソフィー・センターのブログの運営者はアジア太平洋ジャーナルの編集委員も務めており、この論文の解説文を翻訳・発表する経緯となりました。解説文の翻訳については正確を期したつもりですが、英語版が唯一の正式な文書であり、英語版と日本語版の間に意味や解釈に違いが生じた場合は、英語版を優先してください。転送転載は自由ですが、全文が条件、そしてこのサイトへのリンクを明確に記してください。解説の翻訳文に問題がある場合、info@peacephilosophy.com に連絡ください。また、この論文の本文を至急訳してくれる人―物理化学系の方が望ましい―を募集します。その場合もinfo@peacephilosophy.com に連絡ください。また、この論文の内容自体について質問やコメントがある場合は、英語で info@peacephilosophy.com に送ってくれれば著者たちに転送します。その場合は、議論を広く共有するために、質問やコメントもウェブサイト等で公表する可能性があることをご承知ください。日本語でコメントや質問を送っていただいた場合は、受け取りますが、翻訳の人手が足りず、著者に届けるのは現時点では難しいことをご了承ください。

ピース・フィロソフィー・センター

福島第一原発の1号機(タービン建屋)に見つかった高い濃度の放射性塩素38の原因は何か?

F. Dalnoki-Veress with an introduction by Arjun Makhijani
F.ダルノキ―ベレス
解説文 アージュン・マキジャーニ

(掲載誌 アジア太平洋ジャーナル:ジャパンフォーカスによる導入文)
This is a first for The Asia-Pacific Journal: publication of a technical scientific paper addressing critical issues pertaining to the leakage of radioactive water at the Fukushima reactors. Our goal is to make this information available to the Japanese and international scientific communities, to Japanese government authorities, and TEPCO as they address the formidable issues of cleanup and safety. But we also believe that the information is of importance to informed citizens and the press in the face of further dangers that have gone unmentioned not only in government statements, but also in the press. Arjun Makhijani’s introduction provides a lucid explanation of the problem and the issues, followed by F. Dalnoki-Veress’s paper. Asia-Pacific Journal
アジア太平洋ジャーナルは今回初めての試みをした。福島第一原発の原子炉において、高い濃度の放射性物質を含む水が漏れたことに関連する重要な事柄を議論する科学技術論文の掲載である。この論文が、汚染水の除去と作業員の安全確保という大変な課題を扱うものであり、私たちは、日本の、そして世界の科学技術学界、日本政府当局、東京電力にこの論文を提供したいという目的をもって掲載に至った。また、この論文の内容は、政府関係の書類や報道ではまだ触れられていない危険性について論じており、一般市民やメディアにとっても重要であると信ずる。まずアージュン・マキジャーニ博士の解説文によりこの論文の扱う問題を明らかにした後、F・ダルノキ―ベレス博士の論文を紹介する。(アジア太平洋ジャーナル)

解説文(IEERエネルギー環境研究所 所長 アージュン・マキジャーニ)

The presence of highly radioactive water in three turbine buildings at the Fukushima Daiichi nuclear plant is widely understood to be from the damaged fuel rods in the reactors. This has rightly raised concerns because it indicates several problems including extensive fuel damage and leaks in the piping system. Less attention has been paid to the presence of a very short-lived radionuclide, chlorine-38, in the water in the turbine building of Unit 1. The following paper evaluates whether its presence provides evidence of a serious problem – one or more unintended chain reactions (technically: unintended criticalities) – in the reactor. Such chain reactions create bursts of fission products and energy, both of which could cause further damage and aggravate working conditions that are already very difficult.
福島第一原発の3つのタービン建屋(訳者注:1号機から3号機のタービン建屋)の溜まり水の高放射線の原因は、原子炉の炉心が損傷を受けていることであると広く理解されている。これは炉心の損傷が進んでいることと、配管システムに漏れが生じていることをはじめとする数々の問題を示唆しており、懸念が高まるのは当然である。しかし1号機のタービン建屋の溜まり水に、塩素38という短命の放射性核種があることにはあまり関心が注がれていない。この論文は、この物質の存在が深刻な問題、つまり、意図しない連鎖反応が1回か複数回起こっている(技術的には、「意図しない再臨界」といえる)ことの証拠になっているかどうかを検証する。このような連鎖反応は、核分裂生成物とエネルギーの急速な放出をもたらし、その両方が損傷を悪化させ、すでに非常に困難な作業環境をさらに悪化させる可能性がある。

Chlorine-38, which has a half-life of only 37 minutes, is created when stable chlorine-37, which is about one-fourth of the chlorine in salt, absorbs a neutron. Since seawater has been used to cool, there is now a large amount of salt – thousands of kilograms – in all three reactors. Now, if a reactor is truly shut down, there is only one source of neutrons, namely, the spontaneous fission of some heavy metals which are created when the reactor is working and remain present in the reactor fuel. The most important ones are two isotopes of plutonium and two of curium. But if accidental chain reactions are occurring, it means that the efforts to completely shut down the reactor by mixing boron with the seawater have not completely succeeded. Periodic criticalities, or even a single accidental one, would mean that highly radioactive fission and activation products are being (or have been) created at least in Unit 1 since it was shut down. It would also mean that one or more intense bursts of neutrons, which cause heavy radiation damage to people, have occurred and possibly could occur again, unless the mechanism is understood and measures taken to prevent it. Measures would also need to be taken to protect workers and to measure potential neutron and gamma radiation exposure.
塩素38は半減期が37分と短く、天然の塩素に4分の1ほど含まれる塩素37が中性子を吸収するときに作られる。海水が冷却に使われたために、3つの原子炉すべてに何千(何万)キロもの大量の塩がある。原子炉が本当に停止しているのなら、中性子の出所は1つしかないはずだ。それはすなわち、原子炉が稼働しているときにつくられ、炉心の中に存在し続けるいくつかの重金属(訳者注:超ウラン)の自発的な分裂のことである。一番重要なものとして、プルトニウム2つ、キュリウム2つの同位体がある。しかし、もし予想外の連鎖反応が起きているとしたら、ホウ素を混ぜた海水で原子炉を完全に停止しようとする努力は、完全には成功していないということになる。断続的な臨界が起きているとしたら、いや、1回だけ偶発的に起きたにせよ、高い放射能を持つ放射性核分裂生成物と放射化生成物が、原子炉停止後も(少なくとも1号機では)生成され続けている(もしくは生成された)ということを意味している。それはまた、人に多大な放射線被害をもたらす中性子の集中的な発生が、1度かそれ以上起きていたという意味であり、その仕組みがわかり、もう起こらないような予防策が取られない限り、さらに起こる可能性があるということである。作業員を安全を確保し、発生している可能性がある中性子とガンマ線被ばくを測定するための対策を取るべきである。

This paper examines whether spontaneous fission alone could be responsible for the chlorine-38 found in the water of the turbine building of Unit 1. If that could be the only explanation, there would be less to be concerned about. However, the analysis indicates that it is quite unlikely that spontaneous fission is the sole or even the main explanation for the measured concentration of chlorine-38. Presuming the reported measurements are correct, this leaves only one other explanation – one or more unintended chain reactions. This paper is presented in the spirit of encouraging discussion of whether further safety measures might be needed, and whether supplementary measures to bring the reactors under control should be considered. It is also presented as a preliminary analysis for scientific discussion of a terrible and technically challenging nuclear crisis at the Fukushima Daiichi plant.
この論文での分析結果は、1号機の溜まり水から検出された塩素38の原因として考えられるのは自発的な核分裂だけなのかということである。それしか説明として考えられいのであれば、それほど心配することではない。しかし、この論文の分析では、計測された塩素38の濃度は、自発的な核分裂が唯一の原因であるどころか、主要な原因でさえない可能性が高いということを示唆する。報告されている計測値が正確であると仮定すると、残された可能性は一つしかないことになる。それは、1回かそれ以上の連鎖反応である。この論文は、安全策のさらなる強化が必要なのか、また、原子炉を安定させるための追加策が必要なのかという問題意識のもとで提示している。また、福島第一原発における、悲惨で、技術的にも困難な核の危機の、科学的議論の予備的分析を提供するものである。

(解説文 以上)
(フェレンス・ダルノキ―ベレス論文の本文は、まだ翻訳されていません。アジア太平洋ジャーナルのウェブサイトでご覧ください。)
リンク: http://www.japanfocus.org/-Arjun-Makhijani/3509

解説者・著者紹介

アージュン・マキジャーニ
エネルギー環境研究所所長。カリフォルニア大学バークレー校工学博士(専攻は核融合)。過去20年間、核兵器製造、実験、核廃棄物等、核燃料サイクルの分野で多くの研究業績と論文がある。著書のCarbon-Free and Nuclear Free: A Roadmap for U.S. Energy Policy (『CO2と核からの脱却:米国エネルギー政策のロードマップ』)では、化石燃料や核エネルギーに一切依存せず、米国経済を完全に再生可能エネルギーに移行させる初めての分析を行った。Nuclear Wastelands(『核廃棄物の土地』)のの共編者、Mending the Ozone Hole (『オゾン層の穴を治す』)の主著者でもある。メールアドレス: arjun@ieer.org

フェレンス・ダルノキ―ベレス
モントレー国際問題研究所、ジェームズ・マーティン不拡散センターの研究員。核軍縮・廃絶と核分裂物質の世界的拡散についての専門家である。カナダ・カールトン大学で高エネルギー物理学の博士号取得(超低レベル放射線バックグラウンド測定器の研究)メールアドレス:ferenc.dalnoki@miis.edu 電話番号:831-647-4638.

著者注:この論文を注意深くレビューしてくれた、モントレー国際問題研究所不拡散センターのパトリシア・ルイス博士、IEERのアージュン・マキジャーニ博士に感謝する。ルイス博士の連絡先:patricia.lewis@miis.edu

たんぽぽ舎通信 – №1045 –


たんぽぽ舎です。【TMM:No1045】
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◆ 地震と原発事故情報 その30 ◆

6つの情報(4/3東電・経産省抗議に400人弱、東電抗議に参加したIさんからのメール、たんぽぽ舎からのお知らせ、TV局・新聞社に市民の生の声を届けよう、予期せぬ再臨界で水蒸気爆発を起こす危機が、放射能の拡散予測・日本とドイツの違い)

■1.4/3東京電力・経産省抗議に400人弱
たくさんの人が発言、浜岡原発止めての発言も 4月3日(日)午後、園良太さんらの東京電力本店前行動(9回目)に、たんぽぽ舎も共催として参加しました。
400人弱のたくさんの市民が参加、東京電力前の道路はビッシリの人、人の列でした。多くの人が発言し、東京電力・経産省(原子力・安全保安院)へ抗議しました。

■2.東京電力本店前行動に参加したIさんからのメール

たんぽぽ舎 ご一同様
昨日は大変お世話になりました。東電前抗議集会にはじめて参加し、その後たんぽぽ舎さんへもお邪魔した者です。帰りの中央線車中にて、ドアの上のテレビに集会のニュースが一瞬流れました。帰宅して調べたところ、どうやら日テレだったようです。
http://www.news24.jp/articles/2011/04/03/07180051.html

ご参考までにお送りいたしました。今後も無理のない範囲で参加したいと考えております。
よろしくお願いいたします。三多摩・Iさん

■3.たんぽぽ舎からのお知らせ―今後の日程―

・東電前アクション(園さん若者らと、たんぽぽ舎共催)
4月8日(金)17:00集合18:00~東電前(回答受取日)
4月9日(土)14:00東電前~ 16:00~花見(日比谷公園)
15日(金)18:00~20:00東電前
23日(土)14:00東電前~16:00(13:00~JR新橋駅SL前で宣伝活動)
28日(木)18:00~20:00東電前
5月の日程は次の時に発表します。

・たんぽぽ舎の今後の講座・学習会
イ、「原発の基本講座」-6人の講師
4月17日(日)13:00~17:30東京学院
ロ、やさしい学習会
「原発がよくわかる講座」(3回位)予定
講師:小林公吉さん(「原子力と人間」著者)
ハ、「週刊金曜日」・たんぽぽ舎共催の大講演会
4月下旬、会場を探しています
二、放射能ヒバク・食品等の学習会、計画中

・共同行動
イ、4月10日(日)13:00~芝公園23号地
ロ、4月24日(日)13:00~芝公園23号地

■4.自宅でもできる行動を―
新聞社・テレビ局へFAXを送ろう
・新聞社
読売新聞03-3216-7746 読者センター:関連部署に回す
日本経済新聞社会部03-6256-2770
朝日新聞 FAXでは受けない。asahi.comから入ってくれ。団体からの情報は、郵送でしか受けていない。
産経新聞03-3275-8750
毎日新聞03-3212-0635
東京新聞03-3595-6919
時事通信社03-3543-2165
共同通信社社会部03-6252-8761
夕刊フジ03-3243-8391(24h FAX)
東京スポーツ社会部03-3820-0915
日刊スポーツ03-3542-0023
日刊ゲンダイ03-3543-0531

・テレビ局関係
電話番号   FAX番号
NHK 03-3465-1111 03-3467-1988
日本テレビ 03-5275-1111 03-5275-4505
TBS 03-3746-1111 03-3505-4190
フジテレビ 03-5500-8888 03-5500-1811(とくダネ!)
03-5531-8272(スーパーニュース)
テレビ朝日 03-3587-5111 03-5425-2440
テレビ東京 03-3432-1212 03-5403-9955(ニュース・アイ)

(注)フジテレビとテレビ東京は、視聴者向けのファックス番号は設置していないので、ニュースとワイドショーのみとなっています。

■5.予期せぬ再臨界で水蒸気爆発を起こす危機が
元グリーンピースジャパン事務局長の星川淳さんから次のような情報が届いた。
http://www.japanfocus.org/-Arjun-Makhijani/3509
これは全文英語だが、IEERエネルギー環境研究所所長アージャン・マキジャーニ氏による解説の訳文がここにある。
http://peacephilosophy.blogspot.com/2011/04/is-unintended-recricality-ocurring.html

原文を読むと相当程度確からしい印象だ。これに対策をしていないとすれば、大変なことになるだろう。といっても炉心崩壊後の再臨界など対策のしようもないが。
考えられることとしては冷却水投入を極力絞ること、そうすれば減速材がなくなるので臨界しにくくなる。
再臨界が起きて、水が急激に沸騰する水蒸気爆発が起きれば、もはやなすすべはない。

沖縄の作家、浦島悦子さんの言葉としてツイッターに流れた文章を引用する。
「なんという世界を私たちは作ってしまったのか。水も空気も土壌もすべて汚染され、命を育むはずのものが命を脅かすものになってしまった・・未来の子どもたちに私たちが犯してしまった罪を思うと身震いします。」(山崎久隆)

■6.「日本とドイツの対応の違い」放射能の拡散予測

ドイツ気象庁は放射能の拡散予測をし、公開しています。
以下のURLで、誰でも見ることができます。
http://www.dwd.de/bvbw/generator/DWDWWW/Content/Oeffentlichkeit/KU/KUPK/Homepage/Aktuelles/Sonderbericht__Bild5,templateId=poster,property=poster.gif

日本の政府は、全く逆です。

「放射性物質予測、公表自粛を 気象学会要請に戸惑う会員」
http://www.asahi.com/national/update/0402/TKY201104020166.html
2011年4月2日19時25分

福島第一原発の事故を受け、日本気象学会が会員の研究者らに、大気中に拡散する放射性物質の影響を予測した研究成果の公表を自粛するよう求める通知を出していたことが分かった。自由な研究活動や、重要な防災情報の発信を妨げる恐れがあり、波紋が広がっている。

文書は3月18日付で、学会ホームページに掲載した。新野宏理事長(東京大教授)名で「学会の関係者が不確実性を伴う情報を提供することは、徒(いたずら)に国の防災対策に関する情報を混乱させる」「防災対策の基本は、信頼できる単一の情報に基づいて行動すること」などと書かれている。
新野さんによると、事故発生後、大気中の放射性物質の広がりをコンピューターで解析して予測しようとする動きが会員の間で広まったことを危惧し、文書を出した。(以下略)

なんと、気象学会に対して情報を統制することで安心を作ろうとしているようです。「見ざる、言わざる、聞かざる」を通り越して「見るな、聞くな、しゃべるな」の世界です。目を閉じ、耳を塞ぎ、口を噤んだら、安心できるのか。
それとも、危険を直視し回避することで安全を掴むのか。(H)

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たんぽぽ舎通信 – №1044 –


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◆ 地震と原発事故情報 その29 ◆

6つの情報(放射能-低線量ヒバクの恐ろしさ・講演、木更津のアサリ・微量放射性物質、5/22反原発自治体議員連盟結成!、福島第1原発爆発の瞬間の映像、英国BBCが報道、脱力系反原発アニメ『源八おじさんとタマ』、4/3東電と経産省へ抗議)

●1.放射能-低線量ヒバクの恐ろしさについて
4月12日(土) 山崎久隆 講演と総会

放射能兵器=劣化ウラン兵器禁止をめざす市民ネットの講演と総会の案内

*日 時:4月12日(火)18:30~
*会 場:たんぽぽ舎
*総 会:経過と方針
*講演『放射能-低線量被曝の恐ろしさ!』
-福島原発震災の最新情報から-
*講 師:山崎久隆さん(劣化ウラン研究会代表、たんぽぽ舎)
*主 催:劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワーク

※劣化ウランは、原発の核燃料を作る過程で大量に出る廃棄物です。

*劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワークは、毎月第4火曜日、19:00~から例
会を開催しています。
*月刊ニュース(B5版12頁)を発行しています。(購読料 年間 3000円)
*劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワーク
連絡先 TEL・FAX 03-3238-0056  住所:たんぽぽ舎内

●2.放射線汚染が進行している

木更津のアサリ 微量放射性物質

千葉県は31日、木更津市近郊でとれたアサリの放射性物質の有無を検査した結果、微量の放射性セシウムが検出されたが、厚生労働省が示す暫定規制値以下だったと発表した。
健康に問題はない。
調査したのは、アサリ大サイズ(平均4.3センチ)と同小サイズ(平均2.6センチ)で、それぞれ1キロ当たり4.1ベクレル、8.1ベクレルが検出された。27日に採取し、水産総合研究センター中央水産研究所(横浜市)で分析した。
県水産課によると、魚の暫定規制値は、500ベクレルで、今回の結果は規制値を大幅に下回っている。東京湾内で放射性物質が検出されたことについて、同課は「考えられるのは河川からの流入か、大気からの降下ではないか」としている。
(東京新聞2011.4.1)

●3.5月22日(日)に反原発自治体議員連盟結成!
福島原発事故-今こそ反原発を全国の自治体で反原発自治体議員連盟(準)は、事務局会議を4月1日に開き、情勢や今後の取り組みなどを話し合いました。共同代表の布施さん(清瀬市議)も含め8名が参加しました。主な内容を報告します。

・正式発足の日程(案):5月22日(日)全水道会館大ホール14:00~16:00
・政府に対し「浜岡原発の即時運転中止を求める」申入書を出す
・賛同者や未加入の関係者へ申入書も含め、各地から連盟に届いているチラシ類を送付する
・浜岡原発の閉鎖を求める緊急署名=STOP!原発震災はまおかキャンペーンの呼びかけ団体に加わり、署名活動を行ないたい、主催団体に問い合わせ中
・都知事選や地方選の立候補者の意識調査に関してHPやツイッターで報告できないかという類の提案が2件、知事選は告示後なので無理と判明。地方選は、提案文を関係者へ転送する

尚、ブログができていますので、どうか、見て下さい。
http://ameblo.jp/nomorenukes8/ 反原発自治体議員連盟(準)です。

●4.福島第1原発爆発の瞬間の映像、英国BBCが報道、なぜ、日本のメディアは報道しない!

3月12日放送の英国BBCに福島第1原発3号機爆発の様子が放映されている。ネットでは既に話題になっており、この映像をのせているブログも複数ある。
たしかに、日本のメディアは爆発があったことは報道したが、映像は放映していない。この爆発の瞬間の映像は圧倒的でBBCの女性キャスターは息をのみ、言葉もでない。実際に日本に住んでいる私たちからみれば、さらに恐ろしい映像だ。真実を知ることは私たちにとって重要なはずだ。
日本のメディアはぜひ隠さずに報道してほしい。BBCの映像を、まだ見ていない方はぜひ見てください。「BBC 原発」で検索してみて下さい。

●5.脱力系反原発アニメーション『源八おじさんとタマ』の紹介

もうご覧になった方も多いと思いますが、あらためてご紹介いたします。
現在、5本の作品がユーチューブで公開されています。
福島原発事故の後、アクセス数が増えているようです。
さらに多くの方々にご覧いただき、原発について考える材料にしていただければと思います。

1.『源八おじさんとタマ001』(原発なくても電気は大丈夫)

原発がないと電気が足りなくなると思っておられる方は多いようです。
でも実際は、火力と水力だけでも最大電力がまかなえます。
今回の東京電力の計画停電も、国民を困らせることで、「やっぱり原発は必要」という世論を導こうという意図を感じてしまいます。

2.『源八おじさんとタマ002』(二酸化炭素と温排水)

原発推進の大きな理由として宣伝されているのが、「原発は発電時に二酸化炭素を出さない」ということです。
あたかもクリーンエネルギーのようなフリをしていますが、実際には大量の二酸化炭素を出し、さらに温排水によって環境を破壊しています。
今回の事故では放射能まで出して、どこがクリーンエネルギーなのでしょうか。

3.『源八おじさんとタマ003』(放射性廃棄物)

放射性廃棄物の最終処分場も決まらないのに、原発はゴミを出し続けています。
高レベル放射性廃棄物は100万年も監視しなくてはなりません。
未来のこどもたちの了解も得ず、勝手にその管理を押し付けています。
100万年の間に、今回のような大きな地震は何回起きるのでしょうか?
その全てを安全に乗り切れると誰が保証できるのでしょうか。

4.源八おじさんとタマ004(地震)

原発は活断層の上には建てないことになっていますが、浜岡原発をはじめ、直下に活断層がある原発がたくさんあります。
次に災害にあうのはどの原発でしょうか。
その前に止めるのが、賢明な判断だと思うのですが。

5.源八おじさんとタマ005(津波)

この動画を公開したのが、2月12日です。その約1か月後に、浜岡と福島の違いはありますが、現実のものとなってしまいました。
『チャイナ・シンドローム』公開直後に、スリーマイル島原発事故が起こったことに似ていると言ったら言い過ぎでしょうか。

以上、5作品をご覧になっていない方はもちろん、ご覧になった方ももう一度ご覧いただければと思います。
今後、続々と新作も作りますのでご期待下さい。  中村徹

●6.4月3日(日)東電と経産省へ抗議に行こう
14:00~15:15東電本店前、
15分歩いて経産省前で15:30~17:30の抗議
ライブ―ロックンローラー朴保(パクポウ)さん、
参加者皆さんの発言コーナー、
共 催:園良太さんら若者グループ、たんぽぽ舎

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2011年3月30日 東京電力勝俣会長記者会見の模様


この事態に及んでも、自らの責任を明確に認めようとしない東電・勝俣会長。
元々設計上の問題があったとされるMarkⅠ型原子炉を、耐久年数40年を無理やり保安院とつるんで延長させ、ボロボロの状態で運転してきた福島第一原子炉の旧世代炉。
今回の地震で何らかの内部損傷が予期され、しかも計器類を接続するケーブル群が切断されたため、内部をモニタリング出来ない状態になったにも関わらず、当該炉の延命を図るために根本的処置即ち石棺化することを避け、只々回りから放水して熱を奪う作業に終始、結果大量放射能汚染された水が建物内だけでなくまわりの流出し、今や海水をも汚染しつつある。その全ての責任は東電と監査機関である保安院にある。

たんぽぽ舎通信 – №1043 –


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◆ 地震と原発事故情報 その28 ◆

6つの情報(サクラ調査8年目、4/3東電と経産省へ抗議、津波対策不足を認める―東電会長、当初から設計に「もろさ」福島第1原発、石丸小四郎さんの発言、BBCが浜岡原発について報道)

■1.放射能汚染・環境汚染を市民が調査します
サクラ調査8年目への参加のおすすめ

サクラ(ソメイヨシノ)を市民の力で、全国で調査しよう=サクラの花の汚染の具合で、環境汚染・放射能汚染を調べる全国調査が8年目を迎えます。
例年おこなっている小石川植物園での初心者のサクラ調査実地講習会もかねて2日間予定しています。
ご参加下さい(サクラの開花が遅れる場合もありますので、たんぽぽ舎サクラ調査ネットへ問い合わせ下さい。

●4月8日(金)13:00~文京区の東大付属小石川植物園正門前
●4月9日(土)13:00~同上

■2.東電と経産省は放射能放出・食品・水道水汚染の責任をとれ
4月3日(日)東電と経産省へ抗議に行こう

大量の放射能(死の灰)が流され、東日本の食品も水道水も大地も放射能で大きく汚染されてきている。このような重大惨事=人災を起こした東京電力と経産省・原子力安全保安院の責任は大きい。国民はもっと怒るべきだ。
14:00~15:15東電本店前、
15分歩いて経産省前で15:30~17:30の抗議
ライブ―ロックンローラー朴保(パクポウ)さん、参加者皆さんの発言コーナー、
共催:園良太さんら若者グループ、たんぽぽ舎

■3.津波対策 不足を認める―東電会長
3月31日の報道で、東電会長が「1~4号機の廃炉を明記」(官房長官はプラス5、6号機も廃炉になる認識を表明した。)
同時に東電会長は福島第一原発の津波対策に関しては「不十分だったと思う」と述べた。東電のトップが、今回の原発大震災の根本原因=津波対策の全くの不十分さ=冷却のための非常用ディーゼル発電機が13機とも全滅した等の津波対策の誤りを認めたことは大きい。
「想定外」ではなく、「対策の全くの不十分さ」「心ある住民の指摘を長年無視してきたこと」にすべての原因がある。
□菅首相も、「東電の津波対策の不備」についてみとめる発言をした。

■4.当初から設計に「もろさ」 福島第1原子炉マーク1
販売優先で問題封印  米設計者証言

東電によると、福島第1原発は、GE(ゼネラル・エレクトリック)が、60年代に開発した「マーク1」と呼ばれる沸騰水型軽水炉を6基中5基使っている。
設計したのが、デール・ブライデンバー氏。退職後、20年程、原発コンサルタントとして働き、現在は引退している。毎日新聞の取材に応じて、原子炉格納容器について、「設計に特有の脆弱さがあった」と指摘。
GEでマーク1の安全評価を検討する責任者となった氏は、75年頃、炉内から冷却水が失われると耐えられない設計であることが判り、操業中の同型炉を停止させる議論をおこした。上司は、「(電力会社に)操業続行させなければGEの原子炉が売れなくなる」と議論を封印した。退職後、米議会で危険を証言、改善補修され、福島第1原発にも反映されたが、「基本設計に、水素爆発に耐えられる強度はない。さらに、電気設備の一部を原子炉格納容器の地下に置くなど、複数の重大なミスも重なっている」と分析した。 毎日新聞夕刊3.30.2011

■5.福島原発の地元反対同盟・闘い40年の男性
石丸小四郎さん・故郷危機に怒りと無力感

東京新聞4月1日号に、たんぽぽ舎で講師もしていただいた福島県富岡町の元郵便局員石丸小四郎さん(68歳)の発言が紹介されている。その要旨。

秋田市内の避難先で、「故郷を失って流浪の民になった怒りと悔しさを、原発を日本からなくす活動につなげる」と話した。
いま、石丸さんは、生涯かけて成し遂げる目標を立てている。ひとつめは、刑事責任を含めた国と東電の徹底的な責任追及。そしてドイツのように国を挙げて「脱原発」の計画を立てさせ、原発以外のエネルギー転換を目指すこと。東電などの電力十社の寡占を防ぐため、一般家庭でも複数の民間電力会社から購入先を選べるように自由化を進める。そして今回の事故について、国や東電に徹底した個人補償をさせることだ。
「何万年も消えない放射能だってある。原発災害ほど、世代間で不公平があるものはない。災害も喉元過ぎれば、とすぐに再開してしまうのが原発だけど、子どもたちのために何とかしなきゃいけない。それほど日本人はバカじゃない」

■6.英国BBCが浜岡原発について報道-日本の報道と大差あり

http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-pacific-12868364

反対運動の紹介とか、浜岡現地の取材などもあります。
伊藤実さんも出演し浜岡原発も危険であることを訴えています。
東電はあろうことか、国の安全審査を経て建てている、津波が巨大すぎたから仕方なかったと言うことを述べております。
東京で見ていた日本のテレビで浜岡原発やその他の原発はほとんど見た記憶がありません。九州電力玄海原発が定期検査中で運転再開を延期したというのと、北陸電力志賀原発が二基とも定検中で県知事が安全性について見直せと言ったとか、柏崎刈羽の電気が東京に送られているので停電もこの程度であるという何処の宣伝かと見紛うばかりのものとか、ろくなものじゃありません。
英国BBCの報道姿勢こそ普通なはずなのにと思います。日本のテレビメディアはいつからここまでおかしくなったのでしょうね。
山崎久隆

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3月26日 たんぽぽ舎緊急講演会


午後の部

槌田敦氏(物理学者)の講演

環境問題を開放系熱力学により分析する「槌田エントロピー理論」を掲げ、独自の立場からエネルギー問題や廃棄物・リサイクル問題に取り組む。反核・反原発を主張し、核融合­技術の開発にも反対している槌田敦氏(物理学者、現在高千穂大学非常勤講師)による3月11の東北大震災を引き金とした「東京電力福島第一原子力発電所」の事故に対する見­解。

浜岡原発反対運動を闘う現地からの報告

フィリピン海プレートの境界である駿河トラフに近接していて、東海地震の震源と予想される領域のほぼ中心位置にある浜岡に立地する浜岡原子力発電所の即時運転停止を求め闘­う現地からの発言。万が一浜岡原発福島第一原発同様の事態になれば、その被害は比較にならないものと予想されている。

広瀬隆氏(ジャーナリスト)の講演

講演者の広瀬隆氏はDAYS JAPAN(講談社)に原発関係の記事を繰り返し寄稿する他、「朝まで生テレビ!」で原発を扱った回に出演するなど、反原子力運動の論客として広く注目される広瀬隆氏によ­る講演。「物理学者」や「専門家」からは度々広瀬氏のノンフィクションとしての方法論や、専門書の引用方法について疑念視する声が上がっているが、「専門家」と称する単眼­的思考ではなく、原発問題が複合的問題であるが故に複合的観点からアプローチするジャーナリストとして評価を得ている

夜の部

広瀬隆氏(ジャーナリスト)の講演 その1

午後の部と同じ内容での講演。但し、午後の部では、時間の都合上説明されていない箇所も夜の部では触れられている。

広瀬隆氏(ジャーナリスト)の講演 その2

広瀬隆氏(ジャーナリスト)の講演 その3

東電によるマスコミ・学会の買収の実態


 ここ最近においてはもはや隠しようの状態となってきた東電・福島第一原発の惨状。当初在京キー局をはじめ、大手マスコミはこぞって所謂「御用学者」を登場させ、今回の事故が大したことも無く、しかも想定外の「自然災害」による「二次災害」であることを盛んに強調してきた。
 しかしそれらの「御用学者」や大手マスコミは平時から東電を始めとする電力会社から巨額の研究費用や研修の名目によって、買収漬けとなっていたこともまた明らかになりつつある。
 ここにマスコミ及び「御用学者」が巣食う「学会」への東電の買収工作の一端を見る事ができる。

深読み週刊誌

福島で今こんな事が起きている!「週刊文春」青沼陽一郎の現地ルポ出色

「週刊ポスト」の表紙の評判がいいようだ。たしかに、「週刊現代」の被災地写真に「被曝拡大『全情報』」の大きなタイトルより、自衛隊員が、抱いた赤ん坊を見つめて微笑んでいる写真に、「日本を信じよう」というタイトルのほうが救いがあってホッとする。

こうした大惨事が起こると、いつも思い出す話がある。アメリカには全国紙はないが、一時期「USATODAY」が部数を伸ばし、唯一全国紙といわれたことがあった。部数を伸ばした理由は2つある。1つは、一面に難しい政治や経済記事ではなく、読者の関心のある記事を載せることにしたことである。それにはこんなきっかけがあった。

人気女優でモナコ公妃になったグレース・ケリーが自動車事故で亡くなった日(翌日かもしれない)の新聞の一面には、USATODAYも他紙と同じように、政治か経済記事を取り上げて印刷をはじめた。社長が一杯ひっかけようと下のバーへ行ってみると、みんなケリーの死についての話題ばかりだった。すぐに引っ返した社長は、印刷をストップして一面トップをケリーの死亡記事に差し替えて発売したところ、完売したというのだ。以来、読ませたい記事よりも読みたい記事を一面トップにもってくることにしたのである。

もう一つUSATODAYにはモットーがある。暗いニュースほど、明るい面を見て取り上げろということである。ある時、何百人か死亡した大飛行機事故が起きた。他紙は「航空機事故で○○人が死亡!」と大書したが、USATODAYは「大事故でも○人が生きていた!」と見出しを打ったのだ。

「町ごと捨てられるんだよ」(地元の避難男性)

さて、福島原発1号機は予断を許さない深刻な状況が続いている。昨日(2011年3月23日)、東京都金町浄水場(葛飾区)で基準値を超える放射性ヨウ素が検出されたことで水パニックが起こり、今朝オフィスへ来るとき、10か所ぐらいの自動販売機を見てみたが、水はすべて売り切れていた。

昨夜、出版社の人間たちと酒を呑んだ。そこで、大手はだいじょうぶらしいが、中小出版社は紙の生産量が落ちたため、品薄で雑誌を出すのにも苦労しているという。その上、広告も激減で、出版界は三重苦、四重苦である。

今週一番読み応えがあったのは「週刊文春」。「大震災は天罰」発言した石原慎太郎都知事インタビューはいかがかと思ったが、「菅総理はさかんに現地視察に行きたがっているが、市民運動家というのは、やはりご用聞きなんですな。『何かお困りのことはありませんか』と町内を回るだけで、大所高所からのリーダーシップや構想力を持ち合わせていない」という菅批判はさすがである。

青沼陽一郎氏の「原発20キロ圏『見捨てられた町』を行く」はいいルポである。原発から北30キロ圏内に位置する南相馬市は、屋内退去が要請されているために、誰も支援の手を差し伸べてくれない。このままでは市民が飢え死にしてしまうと、市長は東京キー局の電話取材で何度も訴えている。それに対して各局の看板キャスターたちは同情し、風評だけで現地入りしない輩を批判はするが、「では、どうして直接取材に来ないのですかと訊くと、黙り込んでしまって、誰も来ない」(南相馬市職員)

市内の病院には200人以上の患者が残されているが、転院できないでいる。それは、誰もクルマを出してくれないから移送の手段がないためだ。ある自治体から住人を避難させるためのバスを手配するという申し出があったが、汚染が恐いから郡山まで出てこいといわれたそうだ。コンビニもスーパーも閉まり、食糧の補給もままならない。

原発の地元・大熊町から避難してきた30代の男性の言葉が重い。

「(中略)これまでも命がけで東京に電気を送ってきたんだよ。でも事故が起こったら、斬り捨てられる。町ごと捨てられるんだよ。(中略)もし、何ヵ月後かに帰れても、そんな町に誰が来るよ。地元の人間は戻るよ。そりゃ故郷だもん。でも、汚染された町に誰も来ないから、永遠に孤立するんだよ」

原発村の馴れ合いトライアングル

巻頭の「御用メディアが絶対報じない 東京電力の『大罪』」では、今度の原発事故は「人災」で、背景には原発を推進する国、事業者である東電、チェックするはずの保安院の三者による「原発村の馴れ合い」ともいえるトライアングルがあると断じている。3月16日に米軍への支援を依頼したが、これは東電の一部上層部が首相官邸や政府には伝えずにやったことだという。それほど埋めがたい溝が官邸と東電の間にはあるというのだ。

菅政権は災害発生直後に、災害対策基本法に基づく災害緊急事態を布告してないが、これでは「海外の救援部隊が上陸しても、細々とした法律に縛られて、瓦礫の下で死体を発見しても処理ができないこともある」(米政府関係者)そうだ。

地震発生当時、5号機で作業していたBさん(53)は、「原発の寿命は三十年といわれているのに、1号機などは四十年も使い続けている。また、老朽化が進んでいるのに、定期点検の回数が減っているのは理解に苦しむ」と話す。

別のAさん(24)は、「放射線の量は風向きや強さで大きく変わります。正門付近の線量が発表されますが、計測する時刻がバラバラだし、風向きなどは明らかにされない。これまでの彼らのやり方を見ていると、都合のいい数字だけを発表して、詳細な情報は隠蔽しているのでは、と疑わざるを得ません」といっている。

この他にも「経産省と原子力保安院の癒着」や「現場に投入された特殊部隊員が爆発で右足を裂傷した」こと、菅総理が松本防災相と間違えて、民間人に携帯電話を何度も掛けていたという興味深い話がある

私も参加していた「マスコミ接待リスト」記事の中国ツアー

最後に、私に関わる記事があるので、紹介しておこう。「中国ツアー『大手マスコミ接待リスト』を入手!」がそれである。先週のこの欄で、地震当日には中国・北京にいて、「グループの中に東電のトップ2人がいた」と書いた。勝俣恒久会長と鼓紀男副社長なのだが、文春のタイトルだけを見ると、東電の接待でとんでもない豪華旅行をしていたように誤解されるといけないので、少し説明しておきたい(文中に私の名前は出ていないが、電話取材に答えてはいる)。

この訪中団の正式名は「愛華訪中団」といって、『自由』という雑誌を出していた石原萠記さんの呼びかけで始まり、すでに10回になる。趣旨は日中の人間が忌憚なく話し合うことで友好を深めようというもので、私もその趣旨に賛同して、時間の都合がつけば参加している。

石原さんと東電との関係は木川田一隆元社長時代からだそうで、歴代社長とも親しいため、この会の団長の多くは東電の社長や会長がなっているのは事実である。わずかだが負担金はある。中国政府側の招待だと聞いていたが、石原さんを通じて、東電側からもいくらかお金が出ていたのだろう。

部屋は相部屋で、かなりの強行軍である。文春が心配しているこうした東電の接待によって、「原子力行政を監視するメディアの目に、緩みは生じなかったか」という疑問には、こう答えた。

私は昔も今も「原発反対」派で揺るぎはない。また、中国に招待されたからといって、中国寄りになることもない。中国政府やメディアの人間と、幾度か殴り合い寸前まで口論したことがある。元週刊文春編集長で、現在、反中国の急先鋒月刊誌の編集長も元週刊新潮副編集長も、この中にはいる。

文春だけではなく、新聞も取材にきたが、私が話したのはこうである。この大地震が起きたとき、会長と副社長、それに先週の文春によれば、社長も関西に行っていて、東京へ戻ったのは深夜になったという。偶然ではあるが、この東電トップたちの不運が事態収拾の決断を遅らせ、それが日本人全体の不運にならなければいいのだがと。

純丘曜彰 教授博士

大阪芸術大学 芸術学部哲学教授

東電のカネに汚染した東大に騙されるな!

/寄付講座だけで、東電は東大に5億円も流し込んでいる。一方、長崎大学は、その買収的な本性に気づき、全額を東電に突き返した。水俣病のときも、業界団体は、東大の学者を利用して世論操作を行い、その被害を拡大させてしまっている。いま、同じ愚を繰り返してはならない。/

 なんと5億円! 寄付講座だけでも、これほどの大金が、東京電力から東京大学大学院の工学研究科にジャブジャブと流し込まれている。これは、東大の全86寄付講座の中でも、単独企業としてあまりに突出した金額だ。(詳細データ http://www.u-tokyo.ac.jp/res01/pdf/20110301kifu.pdf 本記事のコメントも参照せよ)

 東大だけではない。東工大や慶応義塾大学など、全国のあちこちの大学の大学院に、東京電力は現ナマをばらまいている。これらの東京電力のカネの黒い本性は、2002年の長崎大学大学院で暴露された。そもそも東京電力が、自分の管区とはほど遠い長崎大学に手を伸ばしたことからも、手口の異様さがわかるだろう。

 長崎大学医学部は、戦前の官立六医大の一つという伝統を誇り、その大学院医学研究科を2002年4月から医歯薬学総合研究科へと発展させることになった。ここに突然、東京電力が、9000万円で講座を寄付したい、と言い出した。テーマは、低線量放射線の人体影響。そのうえ、その趣意書からして、原発推進とも受け取れる表現が踊っていた。これに対し、当時の学長、池田高良(まさに被曝腫瘍が専門)は、趣意書の書き直しのみで、カネの受け入れを強行しようとした。

 このため、学内外から猛烈な反対論が沸き起こり、夏には混乱の学長選となった。おりしも、東京電力は、福島第一原発三号機で、炉心隔壁のひび割れの事実を伏せたまま、97年にむりに交換し、二千人近い作業員にかなりの被曝をさせ、その後もこの事実を隠蔽し続けていたことが、ようやく発覚した。もはや、なぜ東電が被曝後遺症を扱う池田学長に唐突に大金の話を申し出たのかは明白だ。かくして、代わって斎藤寛(公害問題が専門)が学長に当選。長崎大学は、9月に臨時教授会を開き、東京電力の寄付講座受け入れを取りやめ、すでに大学側に振り込まれていたカネ全額を東京電力に突き返した。

 1956年に水俣病が発見された際、地元の熊本大学は、ただちに現地調査を行い、有機水銀が原因であることを特定し、チッソに排水停止を求めた。ところが、日本化学工業協会は、東大教授たちに水俣病研究懇談会、通称「田宮委員会」を作らせ、連中が腐った魚を喰ったせいだ、などという腐敗アミン説をでっち上げ、当時のマスコミも、この東大教授たちの権威を悪用した世論操作に乗せられて、その後も被害を拡大し続けてしまった。

 いままた、同じ愚を繰り返すのか。「核燃料70%の損傷」を、燃料棒292本の7割、204本のそれぞれにほんの微細な傷があるだけ、などという、アホな詭弁解説をまともに信じるほど、いまの国民はバカではない。なんにしても、テレビで口を開くなら、まず、東京電力から受け取った黒いカネを、全額、返してからにしろ。

 テレビもテレビだ。公正、中立、客観を旨とする以上、解説を学者に頼むなら、原発賛否両方の学者を公平に呼べ。調べるプロなら、連中のウラ事情ぐらい調べておけ。